二子玉川心理ケースワークオフィス

感情を使って人を動かそうとするのは幼稚である

嘴が黄色いヒヨコ

今回はアドラー心理学を紹介します。今、ブームになってます。
「嫌われる勇気」(岸見一郎,古賀史健)が多くの方に読まれています。
大人になって楽になりましょう。 そんな風潮が世の中に出てきたとすれば大歓迎です。 パワハラもDVも、○○人格障害などとレッテルを貼られてしまう構造には、常に、人を感情で動かしてしまう幼稚さが潜んでいます。

『子供は感情でしか大人を支配できない。大人になってからも、感情を使って人を動かそうとするのは幼稚である。』

アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉

なんとシンプルな表現でしょう。 このような事を正しく知ること、理解すること、教えることが必要であるとアドラーは語ってます。

ややもすると、学校や会社では他者を感情で支配出来ることが良い評価の対象にさえなりますので、 人々は益々勘違いをしてしまいます。それは幼稚なのです。

幼稚と言うとカチンとなる方もいらっしゃいますので、
幼稚と言わず未知と言ったが良いかもしれません。

アドラーの心理学はとてもシンプルです。
今回、皆様にお勧めの一冊、いえ二冊は小倉さんの本と岸見一郎先生の
「アドラー心理学入門」です。
アドラーは教育による人類救済を目指しました。
アドラーの心理学には目標があります。

育児の行動面の目標として
  1. 自立する
  2. 社会と調和して暮らせる
そしてこれを支える心理面の目標として
  1. 私は能力がある。
  2. 人々は私の仲間である。

育児に限らず人との関わりの中で、絶えず以上の目標を達成する方向に援助(または本人が意図すれば)を行えば、 人は、劣等コンプレックスを持つことなく成長しやすくなります。

劣等感コンプレックスとは、
「Aであるから(Aでないから)、Bできない。」
という論理を日常のコミュニケーションの中で多用することです。

生きるのがきついと感じる方へ、実は幼稚さがあるのかもしれません。 幼稚さって恥ずかしいことではありません。ただ知らないだけの事が多いのです。自分の幼稚さを、一緒に見つめてみませんか。